こんにちは。
今日もブログにお越しいただきありがとうございます。
今日は40歳不妊治療中のたか子さんのお話です。
たか子さんは、看護師さんです。正社員なので3交代制で夜勤や
当直もこなしています。
最近は上司に妊活のことを話して当直のシフトから外してもらったそうです。
「にこにこ先生、この間上司に相談をして当直のシフトから
外してもらえたんです。」
「それは良かったわ。これから少し生活のリズムを整える事ができそうね。」
「ただ、不妊治療のステップアップを考えると採卵や移植とクリニックに通うことが多くなり半休を取らせてくださいとはとても言いにくいんです。
この春から、病棟のリーダーも任されているし・・・」
「そうよねぇ。職場での理解はあるとはいえ、仕事を休むとなれば他のスタッフにも負担がかかるかかるからねぇ。
それと、もう一つ気になってたんだけど、たか子さん現在のクリニックって職場から近かったかしら?」
「それが、自宅からは近いんですけど、職場からは少し遠いんです。」
「そうなのね。まずお仕事はご自宅の近くに転職できれば良いんだけれどね。それも、病院でなくてクリニックとか夕方までのパートとかに。
不妊治療のクリニックは慣れた職場から転職したくなければ、職場の近くのクリニックに転院することも一つの解決方法かもしれないわね。」
「先生、実は仕事を辞めることも考えたんです。
看護師の仕事はやりがいのある仕事だし、不妊治療にも高額な費用が
これからいくらかかるかもわからないし・・・仕事辞めて収入がなくなると治療が続けられなくなりそうで。
それで、迷ってるんです。」
「わかる、わかる。
でもね、たか子さんは、妊娠するだけが目的じゃあなくて、妊娠した後
お腹のなかの赤ちゃんが流産することなく元気に育ち、
母子ともに無事に出産をしなければならないのよね。
それから、赤ちゃんにおっぱいをあげ、抱っこし、自立されるまで
責任持って育てないとね。それには、まずあなたが元気でいないとね。」
「本当にそうですね。今妊娠できても赤ちゃんが成人するまでを
考えないといけませんね。仕事の仕方とクリニックのこと治療のこと
もう一度旦那と話してみますね。」
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ここに出てくるたか子さんのようにある程度仕事でキャリアをつんでいる人にとって、仕事の比重を軽くすることは難しいのが現実でしょう。
もちろん、仕事での責任もあるでしょうし、不妊治療費のことも彼女のいうとおりあります。
また、いつ授かるのかゴールが見えない妊活では授からなかった場合には仕事を続けていかなければならないこともあり、転職や仕事を辞める選択にブレーキがかかります。
妊活には「年齢」というかぎられた期間があります。
しかし、一方では仕事を持っていることで不妊治療の辛さを忘れる時間をもつことができてよかったという話もききます。
そこを、うまく両立させるのはそれぞれのご家庭の環境もあると思いますが、もしうまくいったというご経験があれば教えて下さいね。
( 記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)
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