季節の養生

立冬をむかえて

早いもので暦の上では11月8日に「立冬」をむかえました。

今年は残暑が長くて、11月を迎えても半袖の洋服で過ごせる日もありました。

紅葉を楽しみに10月に日本アルプス(千畳敷カール)を訪れましたが、例年ならば始まっている紅葉がまだで残念でした。

天気予報では、来週から風も強くなり寒くなるとの予報。

寒暖差が大きくなりそうですね。また、晩秋から冬にかけては乾燥がますます進みます。

お肌だけでなく、体の潤いも失われます。

皮膚や粘膜は外邪(ウイルスや細菌、花粉のような異物)から身を守るバリアの働きをしていますが、乾燥によって機能が低下してしまします。

皮膚の保湿、お部屋の湿度管理とともに、豆腐や山芋、白菜、ゆり根、梨、ぶどうなど身体を潤す食材、ネギや玉ねぎ、にんにくなどの白くて辛い味のものも食べることで内面からも養生してくださいね。

2月4日で立春を迎えました。

暦の上では春を迎えましたが、まだ寒さの厳しい日が続きます。

しかし、確実に春は近づいてきます。

今日は春の養生法についてです。

春になると植物が芽吹き始めるように、私たちの体の中も活発に動き始めます。
体内の血のめぐりが活発になるので血と気の流れを司る「肝」に負担がかかります。

=春の食養生=

1.青い色をした食材 酸味のある食材をしっかりとりましょう。

2.次にやってくる季節(梅雨)に弱る臓器「脾」も守るために「酸味」に甘みを加えて「甘酸っぱい」味付けを取り入れてみましょう。

3.香りのよいものをとりエネルギーを巡らせましょう。

4.食物繊維の多いものを選びましょう。 

例)ほうれん草、小松菜、せり、紫蘇、青背の魚など

甘酢など使って、酢の物やマリネをメニューにするのもいいですね。

  

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冷えの原因のひとつ自律神経の乱れを改善するには

こんにちは。

朝晩、冷え込んできましたね。

女性の約52%の方に冷えがあると言われています。

冷えの原因にはいくつかありますが、生活リズムが乱れることで自律神経が乱れて冷えの原因となることがあります。

寒い季節、閉じこもりがちになり運動など体を動かすことが少なくなっておられませんか?

血行が悪くなり、ますます寒くて動けなくなってしまいますよね。

夜遅くまで、スマホやパソコンとにらめっこされていませんか?

ブルーライトを浴びると頭が覚醒してしまいます。これでは交感神経優位な状態が続いてしまいます。夜はリラックスをして副交感神経優位にして早く休みましょう。

食事はタンパク質をしっかりとって代謝をあげましょう。血を作る栄養素でもありますよ。たんぱく吸収力アップにはビタミンB群もとってね。バナナもおすすめです。

毎日のちょっとした心がけで冷えない体づくりをしていきましょう。

 

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冬の食養生 鍋料理

明日、11月7日は立冬です。

朝晩はやはり寒さを感じるこの頃ですね。

明日は、語呂合わせで「いい鍋の日」なんですよ。

冬はやっぱり鍋料理ですよね。野菜もお肉や魚が一度に食べれます。

寄せ鍋、みそ鍋、キムチ鍋、豆乳鍋、スープもいろいろアレンジで楽しめます。

スープに溶け込んだ栄養素までまるごとお腹へ。

 

そして、なんていったって、料理が簡単!!

食材を切ってお鍋に放り込んで、煮えたものから食べられる。

締めに、ごはん、うどん、ラーメン・・・

これもまた、楽しみの一つですよね❤

寒い季節にはあたたかい調理法で召し上がるのが養生法。

さあ・・・明日の鍋の日。

みなさんはどんなお鍋料理で召し上がられますか?

記:薬剤師 和学薬膳🄬博士 森川彰子

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【妊活ごはん 桂花茶・桂花陳酒】

お散歩をしているとどこからがいい香りが・・・
この季節は金木犀の香りに癒されますね。

さて、この金木犀は香りがいいだけではありません。花は薬用として用いられます。乾燥してお茶(桂花茶)や白ワインに漬け込んで熟成させて桂花陳酒として飲まれています。

世界三大美女の一人として有名な中国唐代の王妃「楊貴妃」は桂花陳酒を好んで飲用したとのことです。

金木犀の花は温性食材で、胃腸を温め胃痛や腹痛を改善してくれます。

歯の痛みや生理痛も和らげてくれます。

また、香りが「気(エネルギー)」を巡らせ、リラックス効果があり不眠症、イライラや不安を軽減してくれるのです。
妊活さんのストレス軽減や気が巡ることで血の流れもよくなるのでお勧めです。

歩いていて、金木犀の香りに出会ったら立ち止まって香りを胸いっぱいに吸い込んでみてはいかがでしょうか。

 

秋の養生法 

「暑さ寒さも彼岸まで」一年でもっとも過ごしやすい季節です。

初秋は、夏の暑さで消耗したエネルギーを補い、秋雨前線到来の不安定な気候を乗り越えましょう。中秋、晩秋は寒暖差や乾燥を迎える季節になるので、しっかりと肺を潤し風邪に負けない体をつくり、寒い季節に備えましょう。

秋のトラブルは大きく分けて2つ

①寒暖差による秋風邪(食欲不振・だるさ・冷え)

②乾燥によるトラブル(肌・呼吸系)

 

 =秋風邪の予防=

・皮膚呼吸を活発にして風邪を発散させましょう。

・乾燥が原因の粘膜の炎症を潤してあげましょう。

・お腹を温めたり、スタミナをつけて免疫力UP。

 

~おすすめ食材~

白ネギ 葛粉 生姜 梨 大根 うなぎ 山芋 にんにく ゆり根など

 

=乾燥トラブル対策= 体の中から潤い美人

・肺の機能を活性化しましょう。

・肺の潤いアップして機能低下を防ぎましょう。

 

~おすすめ食材~

キノコ類・果物類・種子類

 

白きくらげ 舞茸 しめじ 梨 ぶどう 桃 柿 無花果 りんご ぎんなん 落花生 アーモンド 栗 胡桃

 

*舞茸、松茸、椎茸、しめじに含まれるβーグルカンはがん予防に。

*潤いUPなら白きくらげ、エリンギが一番!

*エリンギには葉酸が含まれています。

*柿と蟹はどちらも寒性食材。食べ合わせNG!

*補気力の高さは「桃」体も温める性質。仙人も手にされてますよね。

*いちじくは浣腸でおなじみ!肺も大腸もケア。お通じ出ます。

*りんごは下痢にも便秘にもどうぞ!

*ナッツ類は油が豊富。酸化しやすいので冷蔵庫で保管してね。

まとめ

  • 冷えに注意しましょう ②乾燥を防ぎましょう ③基礎体力を養いましょう

記 薬剤師・和学薬膳🄬博士 森川彰子

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夏の養生法

夏のトラブルは「心」が弱ります。

中医学でいう「心」は

①全身に血を送り体温を保つ

②精神、理性、意識などを司る 働きをしています。

 

「心」が弱ると動悸や息切れ、不整脈、驚きやすくなったり興奮状態になります。

また、夢ばかり見て寝不足、口渇、おしっこの量が少なくなり濃い黄色になったりします。

夏は体にこもった熱をさまし、紫外線で体が錆びることを防ぐことが大切です

 

「心」は赤い食材と苦みを好みます。

夏が旬のカラフルな色をした実野菜は、体の火照りをとり錆を防いでくれます。(抗酸化作用)

次の季節(秋)に影響がでる「肺」も守るため

少しピリ辛味にして毛穴を開き汗を出して発散させましょう。

 

おすすめ食材

きゅうり ゴーヤ ししとう ピーマン トマト らっきょう まぐろ かつお

夏向き調理法・・・あっさり、さっぱりのど越しよく

手作り野菜ジュース・和えもの・冷製スープ

ゼラチンや寒天寄せ・しゃぶしゃぶ

 

焼きナスにポン酢ジュレ

もやしのナムル

そうめんに夏野菜と生姜添え など

黄帝内経に学ぶ 赤ちゃんを授かる養生法 春

『黄帝内経』は今から2,000年以上も前に書かれた現存する中国最古の医学書と言われています。

黄帝と師の岐伯との問答形式で養生法や中国の医学の考え方のことが記されています。

人間は自然界の一部であり、自然の流れ、季節の変化に応じて生活をすれば、健康に暮らせて長生きできるという理論です。

春は、すべてのものが芽生えて生き生きと栄える季節。

人間も同じように、陽気が上がってきます。

夜ふかしをしてもいいけれど朝は早起きをしましょう。

朝、ゆっくりと散歩をし髪の結びを解き、草木がのびのびと芽吹き育つように体をのびのびと動かし春の陽気を体内に取り込みましょう。

自然の流れにそった生活こそが赤ちゃんを授かる体作りの基本なのです。

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桜を楽しみ妊活力を上げよう!桜にはどんな効果があるのか知ろう。

桜前線北上中。

みなさんのお住いの地域では、もう満開を迎えられたでしょうか?

にこにこ薬店のある関西地方はまだ満開には日にちがかかりそうです。今年は少し遅い感じがします。

 

ところで、桜って昔から(古事記にも記されています)日本人から愛されてきましたが、今回、赤ちゃんを授かることになにかしら力、妊活力を与えてくれることはないかと考えてみました。

桜は実はバラ科の植物なんですよ。

だから、ローズ油と同じような働きをすると言われています。

心を安定させたり、ストレスによる緊張を緩和させるとのことです。

妊活における風水では、ピンクやオレンジ色を寝具に持ってくると妊活力があがるようです。(専門分野でないので、はっきりとしたことはわからないのですが)

桜の花や葉っぱからは香りをあまり感じませんが、花や葉を塩漬けにすることでクマリンが配合体から分離してあの甘い香りを放ちます。

このクマリンにもリラックス効果や鎮静作用があります。

妊活には、願う結果が出なかったり、周りの友人や親戚の人の何気ない言葉、仕事のストレスなどさまざまなストレスがありますが、ストレスは「0」にすることはできません。桜並木を歩いたり、桜の樹の下でくつろいだり、難しい方は桜餅を頬張りストレスを解消、リフレッシュしていただき妊活力をアップしていただけたらと思います。

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春をむかえて 山菜の力を借りてデトックス

立春をむかえ暦の上では春を迎えました。

また、旧暦では一年のはじまりです。

この時期は、山菜がスーパーにも並びだしますね。

山菜なんて高級料理店の天ぷらくらいしか食べたことがない人も

多いかもしれませんね。

ほんの限られた時期にしか見られないあまり、馴染みがない食材ですからね。

 

さて、この苦味やアクの強い山菜には毒出し効果があるんですよ。

山菜食べて冬の間に溜め込んだ老廃物を出しましょう。

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コロナ感染拡大予防のためにお店では対策を行っています。

ご相談もご予約制にしております。

お問い合わせメールからお気軽にご予約をお取りくださいね。

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