日本各地で「桜」の便りが届きますね。
満開の桜も美しいですが、散り始めて地面一面にピンク色の花びらの絨毯も何とも言えない幸せな気持ちになりますよね。
桜色、ピンク色は女性ホルモンの分泌を促す色とされています。
自律神経を安定させ生理前のイライラや更年期の不調を和らげるといわれています。
桜の香りはあまり強くありませんが、お花や葉っぱの塩漬けの香りです。
シャンプーや化粧水などにも使われていますよね。
香りにはストレス軽減、リラックス効果、抗菌作用などがあります。
また、皮下でエストロゲン様の作用をして排毒作用があるということでニキビや皮膚湿疹のお薬に民間薬や漢方薬として使われてきました。
漢方薬 十味敗毒湯は「桜皮」として樹皮が生薬として使われています。
妊娠に直接関係するほどのエストロゲン効果はないようですが、眼で見て香りを感じ、和菓子やサクランボを食べることで女子力を上げてみてはいかがでしょうか。
にこにこ薬唵
薬剤師 森川彰子