季節の養生

冬の食養生 鍋料理

明日、11月7日は立冬です。

朝晩はやはり寒さを感じるこの頃ですね。

明日は、語呂合わせで「いい鍋の日」なんですよ。

冬はやっぱり鍋料理ですよね。野菜もお肉や魚が一度に食べれます。

寄せ鍋、みそ鍋、キムチ鍋、豆乳鍋、スープもいろいろアレンジで楽しめます。

スープに溶け込んだ栄養素までまるごとお腹へ。

 

そして、なんていったって、料理が簡単!!

食材を切ってお鍋に放り込んで、煮えたものから食べられる。

締めに、ごはん、うどん、ラーメン・・・

これもまた、楽しみの一つですよね❤

寒い季節にはあたたかい調理法で召し上がるのが養生法。

さあ・・・明日の鍋の日。

みなさんはどんなお鍋料理で召し上がられますか?

記:薬剤師 和学薬膳🄬博士 森川彰子

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【妊活ごはん 桂花茶・桂花陳酒】

お散歩をしているとどこからがいい香りが・・・
この季節は金木犀の香りに癒されますね。

さて、この金木犀は香りがいいだけではありません。花は薬用として用いられます。乾燥してお茶(桂花茶)や白ワインに漬け込んで熟成させて桂花陳酒として飲まれています。

世界三大美女の一人として有名な中国唐代の王妃「楊貴妃」は桂花陳酒を好んで飲用したとのことです。

金木犀の花は温性食材で、胃腸を温め胃痛や腹痛を改善してくれます。

歯の痛みや生理痛も和らげてくれます。

また、香りが「気(エネルギー)」を巡らせ、リラックス効果があり不眠症、イライラや不安を軽減してくれるのです。
妊活さんのストレス軽減や気が巡ることで血の流れもよくなるのでお勧めです。

歩いていて、金木犀の香りに出会ったら立ち止まって香りを胸いっぱいに吸い込んでみてはいかがでしょうか。

 

秋の養生法 

「暑さ寒さも彼岸まで」一年でもっとも過ごしやすい季節です。

初秋は、夏の暑さで消耗したエネルギーを補い、秋雨前線到来の不安定な気候を乗り越えましょう。中秋、晩秋は寒暖差や乾燥を迎える季節になるので、しっかりと肺を潤し風邪に負けない体をつくり、寒い季節に備えましょう。

秋のトラブルは大きく分けて2つ

①寒暖差による秋風邪(食欲不振・だるさ・冷え)

②乾燥によるトラブル(肌・呼吸系)

 

 =秋風邪の予防=

・皮膚呼吸を活発にして風邪を発散させましょう。

・乾燥が原因の粘膜の炎症を潤してあげましょう。

・お腹を温めたり、スタミナをつけて免疫力UP。

 

~おすすめ食材~

白ネギ 葛粉 生姜 梨 大根 うなぎ 山芋 にんにく ゆり根など

 

=乾燥トラブル対策= 体の中から潤い美人

・肺の機能を活性化しましょう。

・肺の潤いアップして機能低下を防ぎましょう。

 

~おすすめ食材~

キノコ類・果物類・種子類

 

白きくらげ 舞茸 しめじ 梨 ぶどう 桃 柿 無花果 りんご ぎんなん 落花生 アーモンド 栗 胡桃

 

*舞茸、松茸、椎茸、しめじに含まれるβーグルカンはがん予防に。

*潤いUPなら白きくらげ、エリンギが一番!

*エリンギには葉酸が含まれています。

*柿と蟹はどちらも寒性食材。食べ合わせNG!

*補気力の高さは「桃」体も温める性質。仙人も手にされてますよね。

*いちじくは浣腸でおなじみ!肺も大腸もケア。お通じ出ます。

*りんごは下痢にも便秘にもどうぞ!

*ナッツ類は油が豊富。酸化しやすいので冷蔵庫で保管してね。

まとめ

  • 冷えに注意しましょう ②乾燥を防ぎましょう ③基礎体力を養いましょう

記 薬剤師・和学薬膳🄬博士 森川彰子

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夏の養生法

夏のトラブルは「心」が弱ります。

中医学でいう「心」は

①全身に血を送り体温を保つ

②精神、理性、意識などを司る 働きをしています。

 

「心」が弱ると動悸や息切れ、不整脈、驚きやすくなったり興奮状態になります。

また、夢ばかり見て寝不足、口渇、おしっこの量が少なくなり濃い黄色になったりします。

夏は体にこもった熱をさまし、紫外線で体が錆びることを防ぐことが大切です

 

「心」は赤い食材と苦みを好みます。

夏が旬のカラフルな色をした実野菜は、体の火照りをとり錆を防いでくれます。(抗酸化作用)

次の季節(秋)に影響がでる「肺」も守るため

少しピリ辛味にして毛穴を開き汗を出して発散させましょう。

 

おすすめ食材

きゅうり ゴーヤ ししとう ピーマン トマト らっきょう まぐろ かつお

夏向き調理法・・・あっさり、さっぱりのど越しよく

手作り野菜ジュース・和えもの・冷製スープ

ゼラチンや寒天寄せ・しゃぶしゃぶ

 

焼きナスにポン酢ジュレ

もやしのナムル

そうめんに夏野菜と生姜添え など

黄帝内経に学ぶ 赤ちゃんを授かる養生法 春

『黄帝内経』は今から2,000年以上も前に書かれた現存する中国最古の医学書と言われています。

黄帝と師の岐伯との問答形式で養生法や中国の医学の考え方のことが記されています。

人間は自然界の一部であり、自然の流れ、季節の変化に応じて生活をすれば、健康に暮らせて長生きできるという理論です。

春は、すべてのものが芽生えて生き生きと栄える季節。

人間も同じように、陽気が上がってきます。

夜ふかしをしてもいいけれど朝は早起きをしましょう。

朝、ゆっくりと散歩をし髪の結びを解き、草木がのびのびと芽吹き育つように体をのびのびと動かし春の陽気を体内に取り込みましょう。

自然の流れにそった生活こそが赤ちゃんを授かる体作りの基本なのです。

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桜を楽しみ妊活力を上げよう!桜にはどんな効果があるのか知ろう。

桜前線北上中。

みなさんのお住いの地域では、もう満開を迎えられたでしょうか?

にこにこ薬店のある関西地方はまだ満開には日にちがかかりそうです。今年は少し遅い感じがします。

 

ところで、桜って昔から(古事記にも記されています)日本人から愛されてきましたが、今回、赤ちゃんを授かることになにかしら力、妊活力を与えてくれることはないかと考えてみました。

桜は実はバラ科の植物なんですよ。

だから、ローズ油と同じような働きをすると言われています。

心を安定させたり、ストレスによる緊張を緩和させるとのことです。

妊活における風水では、ピンクやオレンジ色を寝具に持ってくると妊活力があがるようです。(専門分野でないので、はっきりとしたことはわからないのですが)

桜の花や葉っぱからは香りをあまり感じませんが、花や葉を塩漬けにすることでクマリンが配合体から分離してあの甘い香りを放ちます。

このクマリンにもリラックス効果や鎮静作用があります。

妊活には、願う結果が出なかったり、周りの友人や親戚の人の何気ない言葉、仕事のストレスなどさまざまなストレスがありますが、ストレスは「0」にすることはできません。桜並木を歩いたり、桜の樹の下でくつろいだり、難しい方は桜餅を頬張りストレスを解消、リフレッシュしていただき妊活力をアップしていただけたらと思います。

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春をむかえて 山菜の力を借りてデトックス

立春をむかえ暦の上では春を迎えました。

また、旧暦では一年のはじまりです。

この時期は、山菜がスーパーにも並びだしますね。

山菜なんて高級料理店の天ぷらくらいしか食べたことがない人も

多いかもしれませんね。

ほんの限られた時期にしか見られないあまり、馴染みがない食材ですからね。

 

さて、この苦味やアクの強い山菜には毒出し効果があるんですよ。

山菜食べて冬の間に溜め込んだ老廃物を出しましょう。

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コロナ感染拡大予防のためにお店では対策を行っています。

ご相談もご予約制にしております。

お問い合わせメールからお気軽にご予約をお取りくださいね。

神戸  漢方薬店   不妊

#冷え症 #温活 #冷え性

 

冬支度

暦の上では「立冬」をむかえました。

そろそろ、冬用の衣服や寝具、暖房器具の本格的な準備が必要になってきましたね。

最近の若い方(なあんていうとうるさいオバちゃんと言われそうですね)は薄着の方が多いように思います。もともと、日本には寒中水泳や乾布摩擦、冬の滝行などあえて、寒い思いをして精神やカラダを鍛える風習があります。

また、幼稚園でも冬でも半袖や裸足など薄着であえて抵抗力を鍛えるところもあります。

 

しかし、最近の若い方の薄着は健康を考えてというよりファッションの要素が強い気もします。

 

ほらほら、やってきましたよ。

れいちゃんは、この秋から妊活を始めたばかりの今年26歳。

 

首元があいたVネックのシャツに、長めのスカート。

長めのスカートはいいんだけれど、生足とスニーカーのコーディネート。

 

れいちゃん

「にこにこ先生、こんにちは。漢方薬は最初は泣きそうだったけどなんとか飲めるようになってきました。」

「食事も頑張ってるけど先生の言うように食べていたら太りそうで。でも、がんばってるよ。」

 

にこにこ先生

「そうなの・・・忘れずにお薬も飲み、お食事もちゃんと食べてくれているのね。がんばっているね。」

「ところで、れいちゃん。これから寒くなるから、カラダを冷やさないように服装も気をつけていこうね。」

 

れいちゃん

「うん、そう思って去年の冬は短パンで頑張ったけど、今年は長いスカートに変えたんだよ。」

 

にこにこ先生

「そうよね、スカート長いのに変えたんやね。それは大変いいことやね。」

「うるさく言うようだけど、首周りを冷やさないように首元のあるシャツを着てみようか。」

 

れいちゃん

「にこにこ先生、わたし首がある服は気になって肩がこるのよ。」

 

にこにこ先生

「そうなんだ。じゃあ、首まわりが気になるようだったら外出時にはマフラーを巻くとか。」

 

  

=冷え対策ポイント= 首、手首 足首、お腹を冷やさない

手や足は心臓から遠い位置にあること、私たちのカラダは内臓が集まっているお腹に血液を集中させようとすることから手や足が冷えやすくなります。

 

手首、足首、首には関節があり、動きやすいように皮下脂肪や筋肉もあまりついていません。だから、保温機能も乏しく皮下を通っている血管も外の冷えの影響を受けやすくなるのです。

 

れいちゃんには、このことをお話するとわかってくれました。そして、くるぶしの隠れる長めのソックスを履いてもらうよう言いました。

 

れいちゃん

「にこにこ先生、そういうわけだったのね。私今までそんなこと気にしたことなっかたわ。でも、手足がかじかむのは生まれつき冷え性だと思ってたの。」

 

にこにこ先生

「れいちゃん、冷えは万病の元って昔から言うでしょ。

冷えを改善すると、生理が整ってきて赤ちゃんの授かりやすいカラダになるからね。顔色だってもっと良くなって、お洋服のおしゃれするより、きれいになりますよ。」

 

中医学(中国の伝統医学)では、風邪や寒邪は首の後ろから入ってくると考えられています。マフラーを活用してくださいね。

 

通気性の良い素材のものを、重ね着で空気の層を作ってね。

そして、外と室内で着脱して温度調節をしましょう。

 

記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

 

 

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便秘にも下痢にも「りんご」がいいの?

11月5日は「いいりんごの日」

青森県が語呂合わせから平成13年に制定しました。

 

今日もお店にフジ子ちゃんがにこにこ先生を訪ねてきましたよ。

 

フジ子

「にこにこ先生、こんにちは。」

 

にこにこ先生

「あら、フジ子ちゃん、こんにちは。顔色悪いね。今日はどうされたの?」

 

フジ子

「あのね、わたし お腹を壊しちゃって下痢になっちゃたの。なんにも食べれないの。ママがこんなときは、りんごをすりおろしたものがいいよって、すりおろしりんごをいっぱい食べたんだけど、お腹の調子治んないの。」

 

にこにこ先生

「そうなの。お腹は痛いの?なにが悪かったのかしらねぇ。」

 

フジ子

「ここ2,3日、朝晩寒かったから冷えちゃったのかも」

 

にこにこ先生

「そうよね。寒いよね。お腹治すためにりんごをいっぱい食べたのね。」

 

にこにこ先生

「そういえば、私も幼い頃、お腹を壊したらお母さんがりんごを擦ってくれていたなぁ。でもね、りんごって食べ方があるの知ってる?」

 

フジ子

「食べ方? 丸かじりとか?」

 

にこにこ先生

「あははは、そうじゃなくてね。 りんごって、カラダをちょっと冷やしてしまうのよ。熱が出ているときは冷ましてくれたり喉が渇いているときには潤してくれるんだけど、食べすぎるとお腹を冷やしてしまったり、お腹が張ったり、かえって下痢が止まらないこともあるのよ。」

 

フジ子

「へぇ~そうなんだ。 知らなかった。じゃあ、なんでママはりんごがいいって言ったのかしら。」

 

にこにこ先生

「そうね。りんごには確かに消化不良や下痢を止める働きがあるのだけど、りんごで下痢を治したいときは熱を加えた食べ方をしてみてね。「タンニン」「ペクチン」「食物繊維」が腸の調子を整えてくれるの。」

 

フジ子

「そうだったのですね。わたし、りんご食べ過ぎちゃっていたかも。」

 

 

=加熱したりんごのレシピ=

 

その1:フライパンでくし切りしたりんごを焼きます。そこにはちみつを少量かけてみてね。シナモンパウダーをその上に振ってもカラダを温めてくれるよ。

 

その2:りんごと生姜をすりおろします。それを電子レンジでチンして温めて、水溶き片栗粉や水溶き葛の上にお湯を注いでとろみがついたものと混ぜ、はちみつですこし甘みを加えて出来上がり

 

にこにこ先生「便秘のときは多めのりんごを食べるといいのよ。また下痢が治って便秘のときにやってみてね。」

 

フジ子「やってみます!同じりんごでも食べ方で働きがかわってくるんですね。おもしろいなぁ。」

 

 

1日1個のりんごは医者を遠ざけると言われるほどカラダにいいりんご。

これから、りんごが美味しい季節がやってきますね。

くれぐれも食べすぎにだけは気をつけて食べてくださいね。

 

 

記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

 

 

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冷え対策:夜寝るときの靴下

朝晩は寒くなってきましたね。

皆さんのなかには、夜足が冷たくて眠れないかたも多いと思います。

 

今日もお客さまの冷え性のレイコさんとにこにこ先生の話が盛り上がっているようです。

ちょっと、聞いてみましょう。

 

レイコさん   「にこにこ先生、わたし冷え性で冬になると寒くて手足は冷たくなるし、夜は眠れないんです。」

 

にこにこ先生 「あらあら、それはお辛いですね。」

 

  「それで、寝る前に靴下を履いて寝るんです。するとなんとか眠ることができるようになったんです。だから最近は一年じゅう履いて寝ることが多くなったんです。」

 

  「まあ、それはよかったですね。でもね、本当は靴下を履いて寝ることはおすすめできないんですよ。」

 

 

現代ではそんな話は聞かないかもしれませんが、わたしの幼い頃は「靴下をはいて寝ることは死んだ人に白足袋をはかせるのと同じで縁起が悪い」と母から叱られたものでした。

しかし、そのことが私ががおすすめしない理由ではないのです。

 

 

「私たちはね、寝る前にカラダの中の温度(深部体温)が下がると良い眠りにつけると言われてるのよ。だから、寝る前は手や足の皮膚表面から外へ熱を出して体温を下げようとするの。体温が下がると眠くなるしくみがあるのよ。」

 

「へぇ~そうなんですね。知らなかった。」

 

「だから、靴下を履くことで温度を下げることを妨げてしまうとダメなのよ。」

 

 

小さな赤ちゃんが身近におられたり、子育てをされたことのある人なら、赤ちゃんの寝る前に手や足がポカポカと暖かくなることをご存知だと思います。

 

 

テルモ体温研究所のホームページから

体温リズムと眠りやすさのリズムのグラフを添付させていただきますね。

 

 

 

「そういえば、姪っ子の足をさわっていた姉が『そろそろ、おネムね』って言ってたわ。 」

「でも、先生。やっぱりわたしの場合靴下を履かないと眠れないんです。」

 

 

そうなんです。手足を含め体の表面が冷えていると血管が収縮してしまい、深部体温を下げることができす、眠りを促すホルモンの働きが低下してしまうのです。

 

 

「眠れないのかぁ・・・それでは、まず入浴は寝る1時間ほど前に10分ほどはゆっくりと湯船に浸かって入ってくださいね。そのあと、しっかり水気をふきとり、お布団に入るまでは靴下やパジャマなど暖かくしてお過ごしくださいね。寝るときは足首を冷やさないようにレッグウォーマーをつけてもいいですね」

 

「それでも、靴下をはかないと眠れないなら、足首を締め付けないもの、通気性のいいもの(シルク素材オススメ)などのものを探してみてね。」

 

 

「にこにこ先生、ありがとうございます。試してみますね。」

 

 

お店でお客さんとお話をしていると、それぞれお体の状態や生活環境も違うので、これが正しいと決めつけられないことが多々あります。みなさんも、健康情報はあふれるほどありますが、専門家のアドバイスも参考にしながら、ご自身のカラダにとって何が合っているかを問うてみてほしいと思います。

 

さてさて、次回お目にかかったときのレイコさんのよく眠れたお話が聞けるのが楽しみです。

 

記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

 

 

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