2月16日は寒天の日。
2月14日のバレンタインデーは誰でも知っていますが
本日が寒天の日ってことはあまり知られていませんよね。
お菓子やお料理に使われているのですが
なかなかこれが美容や健康づくりに役立つ食材なので
今日は寒天のおはなしです。
何年か前にテレビで「寒天ダイエット」で放映されて一時期ブームに
なりました。
一見なんの栄養もないような寒天。
寒天には食物繊維が豊富に含まれています。
そして、保水力が大きいのです。
食前にたべると豊富な食物繊維により血糖値の上昇が緩やかになり
強力な保水力により余分なコレステロールを吸着し体外に便とともに排出してくれます。
2004年12月に糖尿病の患者さんを対象に、食前に寒天をとったグループと
とらなかったグループに分けて3が月間実験した結果、摂ったグループの方が
摂らなかったグループよりも血糖値、血圧、コレステロール値、体脂肪値が改善されたという結果がでたそうです。
寒天は江戸時代のある日のこと。
中国から伝わった「ところてん」を冬の屋外に捨てておいたところ
白く乾燥をしたということです。それを煮たらところてん特有の臭みもない
寒天ができたことがはじまりということです。
健康づくりには、最近サプリメントなどに頼る人も多いですが
まずは、余分なものを出すこと。
まずは引き算です。
せっかく良いものを摂っても、不要なものが詰まったままでは
吸収されません。
いかがでしょう。
皆さんも、引き算の健康法をはじめてみようではありませんか。