【花粉症②】妊婦、授乳婦さんはどうすればいい?

毎日の天気予報ではかならず取り上げられている

花粉飛散情報です。

 

今日は、一般的な現代医療での花粉症のお薬のお話をいたしましょう。

 

妊娠、授乳中の第一選択薬は局所薬です。

アレルギーは粘膜に限られtりることが多いので、局所薬でかなり改善されます。

[局所薬]

・インタール(クロモグリク散)点鼻薬

鼻腔から血液へ移行すする薬の量は微量とされ妊娠中の安全性に関する情報は多い。予防や治療に使いやすいが効果は弱い。点眼薬もある。

 

局所抗ヒスタミン薬:ザジテン(ケトチフェン)、リボスチン(レボカバスチン)

副作用の眠気や倦怠感は、まれに点鼻薬でもみられます。

目のかゆみには、点眼薬の第一選択薬になります。

 

局所ステロイド薬:

点鼻薬 :ナイスピー点鼻薬(ベクロメタゾン) フルナーゼ(フルチカゾン)花粉症の鼻症状にもっとも強い効果が期待されます。

妊娠の時期を問わず胎児への影響はない選択薬とされています。

 

点眼薬 : ステロイド点眼薬は眼圧を上昇させる副作用があるので必要最小限の使用となります。

 

局所血管収縮薬: プリビナ(ナファゾリン)点媚薬は鼻粘膜の血管を収縮させるので、鼻づまりに効果があります。

過剰使用や長期使用により鼻粘膜に慢性浮腫をおこすことがあるので注意が必要です。

 

[内服薬]

抗ヒスタミン・アレルギー薬

ポララミン(クロルフェニラミン)、タベジール(クレマスチン)、ジルテック(セチリジン)クラリチン(ロラタジン)などは妊婦でも使用可能なお薬とされています。

 

授乳婦ではクラリチン(ロラタジン)、アレグラ(フェキソフェナジン)が中枢神経抑制への副作用が少ないとされています。

 

[抗原特異的免疫療法(減感作療法)]

妊娠中の治療開始はお勧めできません。

 

[漢方薬]

肺・脾・腎の機能を補う薬をその人の体質に応じて服薬する。

漢方治療ではアレルゲンの種類は関係なく、寒熱や燥湿による体質が問題でそこ改善することでおこりにくい体にします。

もちろん、妊娠中、授乳中でもほとんどのお薬を服用することができますが、薬剤師さんや登録販売員さんにご相談くださいね。

 

以上の内容です。

まずは、前回に書いた内容のようにアレルギーをおこさないように環境をととのえましょう。寝不足や栄養不良で免疫を低下させないようにしましょう。

 

お薬以外に、花粉等付着抑制スプレーやマスクに噴射するもの、鼻粘膜に塗るタイプのものが市販されています。

効果や体に及ぼす影響については、わたしにはまだよくわかりません。

 

 

まずは、自己バリア(免疫力)をつけていきましょうね。

 

花粉症でお悩みの方で漢方薬をお探しの方はぜひおいでください。

 

ご相談は無料ですのでお気軽にどうぞ。

あらかじめご予約のお電話をくださいね。

にこにこ薬唵 0800-111-4124

 

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