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9月10日は9(ぎゅう)10(てん)から牛タンの日
昨日の台風による関東地方の被害は大きかったですね。
関西地方や台風が去った後の関東地方も今朝はムシムシと湿度が高く、残暑がとても厳しい状態です。
薬店に来られるお客さまもこの天候の変化に食欲不振をはじめ体調を崩されたり、「お子様に喘息が出たの」とおっしゃる方が増えています。
精をつける食べ物に「うなぎ」が頭に浮かぶ方が多いと思いますが、実は「牛タン」も今日のような日にはおすすめの食材です。
牛タンの効能って?妊婦にもおすすめだって?
中医学(中国の伝統医学)の考えにもとづいた薬膳では「牛タン」は体の余分な熱をさまし、余分な水を排出してくれる働きをすると言われています。
今日のような暑くて湿気が体にもこもりがちな日にはおすすめな食材なんです。
栄養学的にはタンパク質が豊富で100g中に15.2g含まれるが、脂質が100g中に21.7gと多い。
ビタミンB類も豊富で、その中でも特に多く含まれるビタミンB3(ナイアシン)は脂質や糖分の分解を助けてくれる。
ビクター・チャン心臓病研究所では、ビタミンB3は流産や先天性異常を低下させるという内容の論文を米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に発表したということだ。
ただ、脂質が多くカロリーも高いこと。
そして体を冷やす作用があるので、冷たいビールと一緒に食べすぎることのないようにしていただきものです。
体を温める作用のあるネギや生姜の入った温かいスープも一緒に摂ってくださいね。
(記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)
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