便秘にも下痢にも「りんご」がいいの?

11月5日は「いいりんごの日」

青森県が語呂合わせから平成13年に制定しました。

 

今日もお店にフジ子ちゃんがにこにこ先生を訪ねてきましたよ。

 

フジ子

「にこにこ先生、こんにちは。」

 

にこにこ先生

「あら、フジ子ちゃん、こんにちは。顔色悪いね。今日はどうされたの?」

 

フジ子

「あのね、わたし お腹を壊しちゃって下痢になっちゃたの。なんにも食べれないの。ママがこんなときは、りんごをすりおろしたものがいいよって、すりおろしりんごをいっぱい食べたんだけど、お腹の調子治んないの。」

 

にこにこ先生

「そうなの。お腹は痛いの?なにが悪かったのかしらねぇ。」

 

フジ子

「ここ2,3日、朝晩寒かったから冷えちゃったのかも」

 

にこにこ先生

「そうよね。寒いよね。お腹治すためにりんごをいっぱい食べたのね。」

 

にこにこ先生

「そういえば、私も幼い頃、お腹を壊したらお母さんがりんごを擦ってくれていたなぁ。でもね、りんごって食べ方があるの知ってる?」

 

フジ子

「食べ方? 丸かじりとか?」

 

にこにこ先生

「あははは、そうじゃなくてね。 りんごって、カラダをちょっと冷やしてしまうのよ。熱が出ているときは冷ましてくれたり喉が渇いているときには潤してくれるんだけど、食べすぎるとお腹を冷やしてしまったり、お腹が張ったり、かえって下痢が止まらないこともあるのよ。」

 

フジ子

「へぇ~そうなんだ。 知らなかった。じゃあ、なんでママはりんごがいいって言ったのかしら。」

 

にこにこ先生

「そうね。りんごには確かに消化不良や下痢を止める働きがあるのだけど、りんごで下痢を治したいときは熱を加えた食べ方をしてみてね。「タンニン」「ペクチン」「食物繊維」が腸の調子を整えてくれるの。」

 

フジ子

「そうだったのですね。わたし、りんご食べ過ぎちゃっていたかも。」

 

 

=加熱したりんごのレシピ=

 

その1:フライパンでくし切りしたりんごを焼きます。そこにはちみつを少量かけてみてね。シナモンパウダーをその上に振ってもカラダを温めてくれるよ。

 

その2:りんごと生姜をすりおろします。それを電子レンジでチンして温めて、水溶き片栗粉や水溶き葛の上にお湯を注いでとろみがついたものと混ぜ、はちみつですこし甘みを加えて出来上がり

 

にこにこ先生「便秘のときは多めのりんごを食べるといいのよ。また下痢が治って便秘のときにやってみてね。」

 

フジ子「やってみます!同じりんごでも食べ方で働きがかわってくるんですね。おもしろいなぁ。」

 

 

1日1個のりんごは医者を遠ざけると言われるほどカラダにいいりんご。

これから、りんごが美味しい季節がやってきますね。

くれぐれも食べすぎにだけは気をつけて食べてくださいね。

 

 

記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

 

 

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