おせち料理の云われ

クリスマスも終わり、いよいよ年末が押し迫ってきましたね。

昨日、お屠蘇の話をスタッフとしたら

若いスタッフはお屠蘇ってあまり知らなかったり

屠蘇散を入れて飲まないみたい。

 

それでは、おせち料理はどうなんだろう。

働く女性が増えたり、

親世帯と住まない世帯がほとんどであることと

まして、おばあちゃんたちと一緒に暮らして育った人も少ない。

 

コンビニは年中無休、24時間開いていて

ファミレスも営業。

私が幼かったころ、お店が閉まっていて

おせち料理がないと

食べるものがない時代とは違うものね。

 

それでも、いろいろなところで

おせち料理が売っているし、インターネットでも注文できるから

食べる人はまだまだいるのでしょうね。

 

伝統の行事や風習には

それぞれの願いや感謝、思いがありますね。

 

おせち料理にもあります。

もともとは収穫物の報告や感謝の意味をこめ

神様にお供えし食べました。

めでたさを重ねるという意味で重箱に詰められたという説もあります。

 

重箱に詰める物のルールもあります。

そして、詰める食材にも意味が込められています。

 

例えば、「かずのこ」では卵の数が多いことから

子宝に恵まれますように。

子孫繁栄。

ニシンの子であることから

二親健在。

などです。

 

お重の中にはさまざまな食材が詰まっていて

栄養も詰まっています。

冷蔵庫のない時代は、傷まないように

濃い味付けだったかもしれませんが

お家で作られるときは薄味で。

 

ぜひ、おせち料理でのお祝いも

楽しんでくださいね。

 

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