今日も、にこにこ薬おんブログにお越しくださいましてありがとうございます。
今日のお客さまは、41歳。
妊活をはじめて2年目のとし子さん
不妊治療専門クリニックでタイミング法、人工授精の治療をされてきました。
この度、体外受精を初めて受けましたが残念な結果だったので、ご相談にみえました。
「にこにこ先生。
わたしね、若い頃は仕事が面白くて、結婚しなくてもいいと思った時期もあったんです。管理職になると責任ある仕事になり勤務時間も残業がふえるし、仕事以外のことあまり考えてこなかったんです。
それに、生理は不定期ながらも来ていたし。生理がある間は、赤ちゃんができるって思ってたんです。
こんなに、赤ちゃん、できなくて苦労するなんて思わなくて、夫とも避妊していたことが悔やまれます。」
「とし子さん、そうだったのね。
あなただけではなくて、ほとんどの女性は、生理があればいつでも赤ちゃんができると思っておられるわ。」
「クリニックで、AMHの値が0.7しかないと言われ、卵も1~2個とれるかどうかなんです。やっと採れた卵も空胞だったりして、その度に落ち込んでしまいます。そして、胚盤胞まで分割してくれた卵に期待をかけて戻したのに・・・
注)AMH値:アンチミューラリアンホルモン(抗ミュラー管ホルモン)
発達過程にある卵胞から分泌されるホルモンのこと。
卵巣内にどれだけ卵胞が残っているか反映されると考えられています。
「あら、そうなのね。
とし子さん、ショックを受けられたのね。
でもね、AMHの値が示すのはあくまでも卵巣内の卵子の在庫数の目安であって、その卵の質まではわからないのよ。
とし子さん、ラグビーのチームが作れるほどのたくさんの赤ちゃん望まれているのかな?
お一人から二人、もしくは三人ならばいい卵がそれだけあって、元気な精子と出会えれば妊娠はできるのよ。
あくまでも、妊娠率と一致はしないのよ。
ここに来られるお客さまでAMH値が0未満でも赤ちゃんが授かった方は数名おられるのよ。
卵の老化する原因をできるだけ除いて、質の良い卵とふかふかのお布団(子宮内膜)を作っていきましょう。
授かりやすいカラダづくりを一緒に始めましょうね。
そして、旦那さまにも協力してもらって、元気な精子作ってもらいましょうね。
「わかりました。先生と一緒に生活習慣の見直しと改善していきますので、よろしくお願い致します。」
昨今、芸能人などの高齢出産のニュースが取り上げられますが
現実は年齢とともに妊娠率や出産率は下がってきます。
しかし、個人差があるので 何歳までがリミットであると断言はできないのです。
併設のパパス東洋医療鍼灸院では46歳、にこにこ薬おんでは44歳の方が高齢で出産されています。
このブログが少しでも赤ちゃんを望まれている方のお役に立てばと思います。
(記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)
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