こんにちは。
にこにこ薬おんのブログにお越し下さりありがとうございます。
今日のお話は先日から授かりやすい体作りを始めたとし子さんとのある日の会話です。
妊活をはじめて2年目の41歳のとし子さん
不妊治療専門クリニックでタイミング法、人工授精の治療をされてきました。
体外受精を初めて受けましたが残念な結果だったことから、授かりやすいカラダづくりを始められました。
「とし子さん、今日は寝る前2時間にしてほしいこと、するべきではないことのお話をするわね。」
「はい、お願いします。」
「まず、とし子さんの夕方から寝るまでの過ごし方を話してくださいますか?」
「妊活を本格的に始めるために、残業は止めて帰宅するのは19時ごろです。それから、夕食の準備をして・・・
20時ころに作って旦那さんの帰宅する21時ころから食べ始めます。
食べ終わったら後片付けをして、そのあと22時からのドラマをみたり、会社の仕事を持って帰っていたらパソコン作業をします。
0時すぎにシャワーを浴びてベッドに入ります。
以前は会社で残業をしたり上司や同僚と外食をしてカラオケで歌ってリフレッシュして帰宅することもありました。
そうそう、金曜日はジムの日なので、仕事帰りに旦那さんと待ち合わせて走り込んで帰るようにしています。
「あら~、まずそこから変えていく必要がありそうね。
今日は、夕食の時間のお話をしましょう。
残業は止めて早く帰宅されているのはいいことですよね。
責任のあるポジションなのに、とし子さん、がんばっているわね。
できれば、ご主人が帰られるまでに食事は済まして、ご主人がお食事をされるときは横にいてあげるようにしてみてはどうかしら。
寝る前2時間の食事は満腹状態なので、成長ホルモンが分泌されにくくなります。成長ホルモンは傷んだ細胞を修復し、体のいろいろな機能をコントロールするホルモンなのよ。
つまり、妊娠にかかわる性ホルモンの分泌にもかかわるの。
そして、夜ぐっすりと眠れるという良い睡眠が取りにくくなるわ。
7時間寝たから、8時間寝たからいいというものじゃないからね。」
にこにこ先生は、とし子さんにまず、夕食の時間を寝る前2時間以上前に摂るようアドバイスしていました。
そして、寝る時間はたとえすぐに眠りにつけなくても22時、遅くても22時30分にはお布団の中に入って目を閉じるように話していました。
寝る前2時間の過ごし方は妊活さんにとって大事なホルモンのバランスや卵子や精子の老化に関わってきます。先生の話はまだまだ続くようですよ。
続きは、次回にね。
(記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)
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