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五つ子の日
こんにちは今日もブログに来てくださいましてありがとうございます。
にこにこ薬おんでは、次のお客さんの時間まで、事務のあっこさんとにこにこ先生のおしゃべりが始まりましたよ。
にこにこ先生
「あっこさん、今日って五つ子の日って知ってる?」
あっこさん
「知りません。
五つ子が初めて日本に誕生した日ですか?
それって、いつの話ですか?
1976年?
あっ、私が生まれる前の話ですね。」
1976年1月31日 鹿児島市立病院でNHK記者、山下頼充さん夫妻に日本初の五つ子が誕生しました。二人の男の子と三人の女の子でした。
当時、山下頼充さんは22歳、妻の紀子さんは27歳で排卵誘発剤をつかった不妊治療の結果、授かった赤ちゃんでした。
今ではみなさん成人され社会人として生活されているようです。
「ごめん、ごめん。
そうよね、今から44年前のことだもんね。
不妊治療の歴史
「不妊治療として人工授精が1949年(昭和24年)、日本で初めて、AID(非配偶者間人工授精)による赤ちゃんが誕生したのよ。
このときは、夫のの精液では妊娠できなかった場合、第三者の精液を子宮に注入する事によって、妊娠できる確率が高まると判断され、AIDが取り入れられたのよ。
現在のように精子を洗浄してから子宮へ入れるのではなくて、当時はそのまま入れていたそうよ。
1983年に日本で初めて体外受精が行われ、出産成功しているそうなの。
1988年に顕微授精が導入されたのよ。
五つ子ちゃんがはじめて生まれた頃は、不妊治療の技術も今ほど進んでいなかったので、排卵誘発剤をたくさん使うことがあり、多児になることが多かったそうなの。」
排卵誘発法と多児出産
排卵誘発法は排卵誘発剤をつかって卵胞(卵子)を発育させ、排卵を促す方法です。本来は排卵障害のある方への治療法でしたが、人工授精や体外受精の成功率を上げるために使われています。
通常、1個の卵子が排卵されますが、排卵誘発剤によって2個以上の卵子が排卵される確率が増えるために、双子や三つ子などの赤ちゃんを授かる可能性がでてきます。
「不妊治療にはそんな歴史があるんですね。
赤ちゃんが双子ちゃんや、三つ子ちゃんになると産むママも育てていくのも大変ですね。」
「そうね。
五つ子ちゃんもパパとママ、それぞれのご両親とベビーシッターさんで育児されたそうなんよ。
かけがいのない命の誕生は、大変なことは多いけれど、喜びや幸せも倍になって与えてくれるに違いないと思うわ。
パパ・ママには子育て支援が強化、充実している自治体もあるから利用して
赤ちゃんは元気に育って欲しいよね。」
赤ちゃんを成人まで責任をもって育てるために
妊活を始めるにあったて、ご夫婦で治療のこと
お金のこと、ご自分たちが元気な体でいることなど
未来の生活計画を納得いくまで立てていただければなぁと願います。
計画はさまざまな状況の変化で変更することもでてくることもありますが、それでもいいので、二人でいろいろなことを話し合ってくださいね。
(記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)
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