フライングって言葉を聞いたら
陸上競技や競泳での不正スタートのことが
頭に浮かびますよね。
2017年5月13日 陸上競技(100m)で日本初の9秒台を期待された
桐生祥秀選手の0.084秒という反応時間でフライング、失格となったことは
みなさまの記憶にも新しいかと思います。
さて、赤ちゃんを望まれている方には
このフライングをたびたび経験されることがあります。
それは、妊娠検査薬でのことです。
受精卵が着床すると絨毛という胎盤の元が生えてきます。
そして、hcG(ヒト絨毛ゴナドトロピン)というホルモンが
分泌され尿中に出てきます。
胎内の赤ちゃんを守ったり、黄体ホルモンや卵胞ホルモンの分泌を
保つ役割をするホルモンです。
受精卵の着床から3~4日で尿に出始めるのですが
早い時期に検査をすると、検査薬によっても違うのですが
フライング検査といって
きちんと反応しないことが多いのです。
「前回の生理日+月経周期+7日」
あるいは
「性交日+3週間後」
気持ちは早くと焦りますが
このくらいのタイミングで検査薬をつかっていただくと
フライングは防げると思います。
にこにこ薬唵 漢方薬店 神戸 不妊