日本女性の社会進出は世界と比べて遅れていると言われていますが、それでも数十年前と比べて活躍する人は増えています。
見た目だって、実年齢よりもずっと若くて活き活きされている方が多いですよね。
それに伴い、結婚年齢が高くなってきているし、結婚していてもキャリアを優先して赤ちゃんはもう少ししてからと思って活躍されている人も多くおられます。
でも、でも、でも、ちょっと待ってください!
見た目は若くて元気でも「卵子は老化する」ってご存知ですか?
私たち女の子は母親のお腹にいるときにすでに一生分の卵子(原始卵胞)が卵巣の中に作られ、生まれてくるのです。そしてどんどん減っていき増えることはないのです。
だから、卵子も年齢と同じだけ歳をとっているのです。
20代のころの卵子は円形のきれいな形をしていますが、年齢を重ねるにしたがって、楕円形になったり、いびつになったものが多くなってきます。
そして、遺伝子の染色体異常も多くなってきます。
だから、若い時よりも「受精しにくくなる」「細胞分裂がしにくくなる」「着床しにくくなる」
「染色体異常による疾患を持った赤ちゃんが生まれる確率が高くなる」といったことがおこってきます。
生理があるからまだまだ大丈夫妊娠できるから…って安心しないで、ご夫婦であかちゃん計画をたててくださいね。
(漢方薬店 にこにこ薬唵店長 いきいき!アンチエイジング倶楽部 森川彰子)