こんにちは。
三ノ宮の漢方薬店、にこにこ薬唵(やくおん)から今回は「腹式呼吸」のお話です。
昨日は深呼吸についてお話ししましたね。
呼吸法にはいろいろあって、胸式呼吸法、腹式呼吸法、丹田式呼吸法などさまざまです。
胸式呼吸法は一般的に女性に多くみられる呼吸法です。
自律神経の交感神経を優位にしてリフレッシュ効果や適度な緊張感をもたらしてくれます。筋肉が動きやすくなるのでエクセサイズやピラティスにはこの呼吸法がもちいれられます。
腹式呼吸法は主に副交感神経を優位にするのでリラックス効果があります。
ヨガなどにはこの方法が用いられます。
今日は、腹式呼吸法の方法についてお話しいたしましょう。
=椅子に座ったやりかた=
①片手を胸に、もう片手をお腹におきます。
お腹に空気が入ったかを感じる事が出来ます。
②口をすぼめてフーとゆっくりと息を吐きます。
ゆっくりすべての空気を出し切ります。
③息を全部吐き切ったら、今度は口を閉じて鼻から息をお腹に入るように吸いま す。そして2から3秒とめて、また口から吐きましょう。
=仰向けに寝たやり方=
①片手を胸に、もう片手をお腹に置きます。
両膝は軽く立てておきましょう。
②鼻からゆっくりと息を吸いお腹を膨らませます。
胸に置いた手が上がっていないこと、お腹に置いた手でお腹が膨らんでいる事を確かめてくださいね。
③口からゆっくりと息を吐きます。
夜のお休み前や、お仕事の休憩中にやってみてくださいね。
あまり頑張りすぎると酸素を取り込みすぎて息苦しくなったりふらふらするので
やりすぎは禁物です。1度の呼吸法は5回くらいまでにしましょう。