こんにちは。
神戸の漢方薬店、にこにこ薬唵(やくおん)から今回は「基礎代謝量」のお話です。
だんだん、夏に近づいて肌を見せる季節がやってきました。
年齢にかかわらず世の中の女性がダイエットを考える人の多くなる季節ではないでしょうか。
また、4月に入り会社の健康診断で生活習慣病を予防するために体重管理を指導される男性も多いと思います。
わたしも昨年夏ごろから体重が増加傾向にあります。
若い頃は、ちょっと食事の量や甘い飲み物を控えるだけでコントロール可能でした。しかし、最近は家族から「健康おたく」と言われるほど、缶ジュースも缶コーヒーもやめたし、玄米ご飯に無農薬野菜で手作り料理を増やしているのに一向に体重が減りません。
このままでは記録はどんどん更新されます。
8月までに体重を元に戻す宣言を薬店のみんなにしているのに・・・
これが世間でいう中年太りなのかな・・・
手ごわい・・・
中年太りは筋肉量が減ることで基礎代謝量が減少し、同じように食べていたら太ると言われています。
しかし、あるサイトをみたら 基礎代謝量は若い人と比べて茶碗1杯分のカロリーくらいしか減らないそうです。
だからやはり、食べ過ぎが大きな原因のようです。
パパス東洋医療鍼灸院の院長であり、にこにこ薬唵の管理者である竹中院長は食の専門家でもあります。
院長は「お腹が空いたと感じたら15分我慢してみましょう。そこで本当にお腹が空いていて初めて食べましょう。」と指導しています。
これを繰り返すことで満腹中枢がきちんと働くようになるとのことです。
そういえば、「命の食事」の南雲先生もお腹がぐ~となってもすぐに食べずに様子をみましょう。
胃が空っぽになると睡眠時と同時に脳から成長ホルモンが出ます。
成長ホルモンは内臓脂肪を燃焼させてくれるほか、傷ついた皮膚や粘膜を治す創傷治療効果もあります。
空腹時に発動するサーチュイン遺伝子にも、傷ついた細胞を修復してくれる効果があると言われています。
南雲先生の1日1食法は賛否両論のあるところですが、やはり食べ過ぎはよくないので、良く噛み腹八分目に心がけて食事に気をつけていきたいものですね。