土用とは春夏秋冬の季節の変わり目にあり、今年の夏は7月25日と8月6日の二回あります。
中医学的には長夏(ちょうか)といい日本では高温多湿の初夏の梅雨の時期にあたります。
この季節は「湿邪」の影響を受けやすく湿気により食欲不振になったり下痢をおこしたり、重だるくなったりして体調を崩しやすくなります。
また、湿気により関節痛や手足のむくみをおこすこともあります。
それでは、なぜ
土用の丑の日に「うなぎ」を食べるようになったのでしょうか?
もともと、ウナギの旬は冬です。
夏には売り上げが落ちて困っているうなぎ屋が平賀源内に相談したところ
「本日 丑の日」という張り紙を貼るよう教えたそうです。
当時は「丑の日に“う″から始まる物を食べるとなr妻家をしないという風習があり
うなぎ屋は大繁盛したとのことです。
このことが、今も夏の丑の日にうなぎを食べる習慣となって残っているのです。
うなぎにはタンパク質、カルシウム、ビタミンAが豊富です。
中医学で言う「肝」と「腎」を補い滋養強壮、老化防止の食材です。
ぜひ、この蒸し暑い季節を乗り切るために「うなぎ」を食べてがんばりましょう!
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