不妊治療ブログ

妊活さんの「貯蓄の日」

本日は貯蓄の日ではありますが妊活さんにとっての貯蓄は、赤ちゃんを授かる体をつくるために「血とエネルギー」を貯蓄することですね。

そのためには、しっかりと食事を摂ることです。

でも、どんなものを食べれば良いのかしら・・・

そう思われる方は

「まごたちにはやさしいわ」を思い浮かべれば簡単です。

ま:豆類   ご:ごま、種子類  た:卵   ち:チーズ 乳製品

に:肉類  は:発酵食品  や:野菜  さ:魚介類

し:椎茸 きのこ類  い:イモ類

 

毎日、全部は無理なので3日間でしっかり摂れていたらいいと考えてね。

この中でも、肉や魚、大豆などのタンパク質は毎日食べてほしい食材です。

私達の主な部分体を作ったり、ホルモンの材料となる栄養素ですからね。

 

そして、穀物や豆類、イモ類も炭水化物だから食べないのじゃあなくて、食べましょう。食べる前に食物繊維の豊富な野菜などを先に食べておくと血糖値の急上昇は防ぐことができます。

 

太り過ぎはよくありませんが、ふっくらさんのほうがほっそりさんよりも妊娠しやすいのです。

 

一口に30回は噛む感じで、しっかりと噛んで食べましょうね。

 

( 記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

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くるみの日

9月30日はクルミの日。

9「く」る3「み」は「0」まるいという語呂合わせから、長野県のくるみの愛好家が制定しました。

今日はクルミのお話です。

クルミからみなさん人間の体の何かを想像できませんか?

 

気が付かれた方もおられると思いますがクルミは「脳」に似ていますね。

中医学の考え方で「似類補類(にるいほるい)」「同物同治(どうぶつどうち)」と言って似ているものはそこを補うと考えられ、昔からクルミを食べると脳の働きが良くなると言われてきました。

実際にクルミにはオレイン酸リノール酸などの不飽和脂肪酸やたんぱく質が豊富に含まれていて、脳の老化防止に効果があります。

そして、この油分が腸を滑らかにしてくれて便秘対策にも効果ありです。

 

また、一方腎を温め肺を潤してくれるので、喘息などの咳を鎮めてくれます。

 

そのまま、おやつとして間食してもいいし、炒めものに加えたり、あえ物の一つに加えてみましょう。

 

( 記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

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卵子の老化を防ごう

9月15日 老人の日

以前の「敬老の日」である。

「老人」といえば、加齢は仕方がないが老化はなるだけ遅くやってきてほしいもの。

私の年令になるとそう思うが、お店に来るお客さまにとっても若いといえど、妊活となれば、そうそう安心しておれないのが現状ですよね。

 

卵子の元となる原始卵胞は生まれるときにすでに作られていて、その後新しく作られないことは皆さまもご存知のことだと思いますが、年齢を重ねるとともに染色体の異常も増えるからです。

これは、残っている卵子の数ばかりではなく質に関わることなのです。

「卵子の老化」が不妊の原因になるといわれていますが、ではどうやって老化を防げば良いのでしょうか?

 

①ストレスとうまく付き合う

②抗酸化作用のある食べ物やサプリメントをとる

③生活習慣を整える

④冷え症を改善する

⑤タバコや環境ホルモンなどの添加物をできるだけとらないようにする

などです。

 

これは、妊活を終えられた方が健康で暮らすための体をつくることにも共通して言えることですね。

 

( 記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

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高プロラクチン血症と不妊

こんにちは。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

 

なかなか赤ちゃんができない(不妊)原因の一つに「高プロラクチン血症」があります。妊娠や出産をしていないにもかかわらず、プロラクチンが過剰に分泌されている状態で胸が張ったり、乳汁がでたりします。

 

プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)は脳下垂体から分泌されるホルモンで乳腺を刺激して乳汁を分泌促進する働きがあります。

 

出産後赤ちゃんを母乳で育てて、母乳がたくさん出ている間は妊娠しづらいのは、このホルモンが生理を止めたり排卵を抑えたりする働きがあるからです。

 

プロラクチン値が高くなる原因は色々ありますが、強いストレスのほか脳下垂体にできた腫瘍、甲状腺機能低下症、抗うつ薬や胃潰瘍治療薬の副作用などがあります。

 

胸が張ったり、乳汁がでるなどの症状がみられるならば、一度クリニックで相談してみてくださいね。

血液検査でわかります。

 

脳下垂体腫瘍以外は西洋薬、カバサールやパーロデルなどの内服薬で治療がおこなわれます。

 

漢方薬では肝鬱をのぞくお薬や炒り麦芽などがでます。

 

いろいろ妊活にのぞんでも授からないときには一度検査を受けられることをおすすめ致します。

( 記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

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仕事と妊活の両立どうしていますか?

こんにちは。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

今日は40歳不妊治療中のたか子さんのお話です。

たか子さんは、看護師さんです。正社員なので3交代制で夜勤や

当直もこなしています。

最近は上司に妊活のことを話して当直のシフトから外してもらったそうです。

 

「にこにこ先生、この間上司に相談をして当直のシフトから

外してもらえたんです。」

 

「それは良かったわ。これから少し生活のリズムを整える事ができそうね。」

 

「ただ、不妊治療のステップアップを考えると採卵や移植とクリニックに通うことが多くなり半休を取らせてくださいとはとても言いにくいんです。

 

この春から、病棟のリーダーも任されているし・・・」

 

「そうよねぇ。職場での理解はあるとはいえ、仕事を休むとなれば他のスタッフにも負担がかかるかかるからねぇ。

 

それと、もう一つ気になってたんだけど、たか子さん現在のクリニックって職場から近かったかしら?」

 

「それが、自宅からは近いんですけど、職場からは少し遠いんです。」

 

「そうなのね。まずお仕事はご自宅の近くに転職できれば良いんだけれどね。それも、病院でなくてクリニックとか夕方までのパートとかに。

不妊治療のクリニックは慣れた職場から転職したくなければ、職場の近くのクリニックに転院することも一つの解決方法かもしれないわね。」

 

「先生、実は仕事を辞めることも考えたんです。

看護師の仕事はやりがいのある仕事だし、不妊治療にも高額な費用が

これからいくらかかるかもわからないし・・・仕事辞めて収入がなくなると治療が続けられなくなりそうで。

それで、迷ってるんです。」

 

「わかる、わかる。

でもね、たか子さんは、妊娠するだけが目的じゃあなくて、妊娠した後

お腹のなかの赤ちゃんが流産することなく元気に育ち、

母子ともに無事に出産をしなければならないのよね。

 

それから、赤ちゃんにおっぱいをあげ、抱っこし、自立されるまで

責任持って育てないとね。それには、まずあなたが元気でいないとね。」

 

「本当にそうですね。今妊娠できても赤ちゃんが成人するまでを

考えないといけませんね。仕事の仕方とクリニックのこと治療のこと

もう一度旦那と話してみますね。」

 

****************

 

ここに出てくるたか子さんのようにある程度仕事でキャリアをつんでいる人にとって、仕事の比重を軽くすることは難しいのが現実でしょう。

 

もちろん、仕事での責任もあるでしょうし、不妊治療費のことも彼女のいうとおりあります。

 

また、いつ授かるのかゴールが見えない妊活では授からなかった場合には仕事を続けていかなければならないこともあり、転職や仕事を辞める選択にブレーキがかかります。

 

妊活には「年齢」というかぎられた期間があります。

 

しかし、一方では仕事を持っていることで不妊治療の辛さを忘れる時間をもつことができてよかったという話もききます。

 

 

そこを、うまく両立させるのはそれぞれのご家庭の環境もあると思いますが、もしうまくいったというご経験があれば教えて下さいね。

 

( 記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

 

 

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不妊の内視鏡検査

7月14日 今日は内視鏡の日

7(な)1(い)4(し)の語呂合わせ。

 

さて、内視鏡検査の技術により胃や大腸をはじめ開腹しなくても診察や手術が可能ですよね。原型となった機器はなんと19世紀にできたそうです。

 

さて、不妊治療の分野でも内視鏡検査は活躍しています。

できれば、赤ちゃんを将来望まれる方や妊活を始めようとお考えの方は早めに受けていただくといいと思います。

 

子宮鏡検査で子宮内の状態を知ることができます。

内膜症やポリープ、卵管狭窄や閉塞などがあれば、不妊の原因になる可能性があるので早めに知ることができると、まずそこを治療することで着床を妨げる要因を排除することができます。

検査は月経が終わってから排卵日までの間に受けます。

検査の費用は子宮鏡のみで保険適用ならば3000円前後で受けることができます。自費の場合はクリニックによって違うので調べてみてくださいね。

 

ぜひ、早めに一度調べておきましょう。

 

#不妊 #子宮鏡検査

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野菜の調理方法?・・・サラダ記念日

俵万智さんの歌集『サラダ記念日』

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日。

 

みなさん、野菜を摂らないといけないと意識されている人も多いですよね。

1日30品目なんて言われている時代も過去にはありましたよ。

 

せっかく、野菜を食べてもうまく栄養がとれないことがあるのです。

 

ところで、あなたはどんな調理方法で召し上がっておられますか?

野菜は湯がいたり炊いたりする。

そうですね。

湯がくとかさが小さくなりたくさんんの量を食べることができますよね。

でも、水に溶けやすいビタミン(ビタミンB類、ビタミンCなどの)栄養素は水の中に流れ出してしまいますよ。

千切りキャベツやレタスはは水の中につけてシャッキとさせて食べると美味しいですよね。でも栄養分は失われてしまってるのです。

残念ですよね。

 

 

そう考えると、たまには、スープなどの調理法でお汁ごと食べてしまいましょう。

熱に強い食材ならば蒸し料理も効果的な調理法でしょうね。

 

水に溶けないけれど、油に溶けるビタミンがあります。

ビタミンA,D,Eなどです。

人参やかぼちゃ、きのこ類に多く含まれています。

このような食材は油で炒めると吸収しやすくなりますよ。

 

人参やピーマン、ほうれん草、小松菜、さつまいも、じゃがいもなどは熱を加えれも栄養素は壊れにくい野菜です。

 

逆に熱を加えると壊れてしまう栄養素もあります。

大根やカブがその一つでビタミンCや消化酵素であるジアスターゼは熱に弱いと言われています。

 

生野菜のサラダでいただくと酵素の消失は少なくてすみます。

 

野菜は、生でも熱を加えた温野菜でもバランス良く摂ることをおすすめいたします。

 

合わせて、こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。

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風疹と妊活

みなさん、こんにちは。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。

 

今朝はクリニック受診の帰りにとし子さんがお店にやってこられましたよ。

とし子さんは41歳妊活2年目です。

 

「にこにこ先生、こんにちは。

今、クリニックからの帰り道なんですけれどお時間大丈夫ですか?」

 

「あら、とし子さんこんにちは。

どうぞ、次のお客さままでに30分ほど時間あるわ。

どうされたの?」

 

「実はね。今日クリニックで風疹のワクチン接種をしたんです。

風疹の抗体がどうやらなっかたみたいで。

でも、 2ヶ月は避妊が必要って言われたんです。

年齢が年齢だけに2ヶ月待つってちょっとキツイなあと落ち込んで帰ってきたんです。」

 

「まぁ・・・そうだったのね。

現在の子どもたちは予防接種を2回受けているんだけど、今の年齢が29歳以上の人は小児期に予防注射を1回しか受けていないのよね。

 

女性の57歳以上の人や男性なら40歳以上の人は予防注射を受けておられないのよ。

 

だから、風疹にかかっていなければ抗体を持っていない場合があるからねぇ。」

 

「そうなんですね。わたし風疹にかかったことがあるのかどうかわからないわ。でも、2ヶ月も妊活をお休みするなんで、ほんとうにイヤ。焦ってしまいます。」

 

「とし子さん、妊娠20週までに万が一風疹にかかってしまったらね。

 

先天性風しん症候群といって、妊婦さんの血液中のウイルスが体内の赤ちゃんんにも感染して、生まれてくる赤ちゃんの眼や耳、心臓などに障害がでる恐れがあるのよ。

 

その割合は、妊娠1ヶ月でかかった場合は50%以上、妊娠2ヶ月では35%といわれているからね。かかると怖いよね。でも予防接種も大事なんだけど、つらいよねぇ・・・難しいよねぇ・・・

 

今年はコロナの影響で人の動きも少ないし、外国からの訪問される人もいないので、風疹にかかられている人は少ないみたいだけどね。

国立感染症研究所 感染症疫学センター

2020 年第23 週の風疹報告数
2020 年第23 週(6 月1 日~6 月7 日)の風疹報告数は1 人であった。遅れ報告も含めると、第1~23
週の風疹累積患者報告数は77 人であり、第22 週から1 人増加した。(図1、2-1、2-2)。第23 週に診断
されていても、2020 年6 月11 日以降に遅れて届出のあった報告は含まれないため、直近の報告数の解
釈には注意が必要である。

風疹にかかったことのない人がワクチンを接種してしっかり抗体ができると、生まれてくる赤ちゃんにも生後半年くらいまでは免疫が残っていて守られるそうよ。

 

じゃあ、とし子さん、この2ヶ月を体を整える時間をもらえたと思ってみてはいかがかしら。」

 

「にこにこ先生、ふぅ~ん、そうですよね。

ありがとうございます。体を整えていくことにしますね。

それなら、妊娠を心配することもないので、ちょっと2泊3日くらいの旅行の計画も立てようかな・・・」

 

「あら、いいわね。

気持ちものんびりできそうやね。

でも、冷やさないこと。

それと、規則正しい生活だけは続けておいてね。」

 

 

とし子さんは、明るく帰っていかれました。

 

みなさんも、予防接種や流産のあとなどで避妊しなければいけないことがあるとかもしれません。

 

そんなときは、神さまからの時間のプレゼントだと割り切って、授かるための体を作ることにがんばってみましょうね。

 

赤ちゃんが授かって、母子手帳を手にしたら、かかった病気のことや受けた予防接種のことをしっかり記載しておきましょう。

 

赤ちゃんが大人になってもきっと役に立つはずだから。

 

 

記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

#妊活  #不妊

 

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生理痛と子宮内膜症

毎月、生理のたびにおこる生理痛。

旅行の日とかさなるのは辛いし、仕事だってはかどらない。

痛み止めのお薬飲みながら頑張るけれど、ひどいときは寝込むしかない場合だってありますよね。

 

にこにこ薬店の事務員のあっこさんもその一人です。

 

「にこにこ先生、申し訳ありませんが、生理痛がひどくて我慢できないので、早退させて頂いてもよろしいですか?」

 

「あっこさん、それは辛いわね。

いいわよ。このごろだんだんひどくなるわね。

子宮内膜症かもしれないわね。

一度産婦人科で見てもらってね。

 

あっこさんのように、年齢を重ねるごとに生理痛がひどくなったり、性交痛や月経過多などの症状があるのよ。」

 

 

「子宮内膜症?

それって、どんな病気なんですか?

 

 

「本来、子宮内腔にしか存在しない子宮内膜が子宮内腔以外のところにできるの。

卵巣だったり子宮筋層内や腹膜などにできることもあるのよ。

 

子宮内膜は普通は月経とともに剥がれ落ちで体の外に排出されるんだけど、子宮内腔外で増殖した内膜は体の中にそのまま留まることで炎症や癒着をおこしてしまうのよ。」

 

「そんな病気もあるんですね。

あ、あ・・痛い。先生、帰りますね。」

 

あっこさんは痛みに耐えられず帰ってしまいました。

 

子宮内膜症は命には関わりませんが、不妊症の原因になることがあるので妊娠をいずれ望んでおられる方は治療する必要があります。ホルモンによる治療をおこなう場合は生理を止めるので、赤ちゃんを早く望んでおられる方はドクターに相談しましょうね。

 

中医学ではしこりのひとつと考え、血の巡りが悪いことが原因と考えられています。体を冷やさない。貧血にならない。ストレスはなるべく回避する。体を締め付ける下着はつけない。睡眠不足にならない。

 

など、生活にも気をつけましょうね。

記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

#妊活 #子宮内膜症

 

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妊活するならビタミンDは外せない!

北海道など一部をのぞいて梅雨に入りましたね。

今年の梅雨は「大雨」と「気温差」に注意だそうです。

 

雨の中、とし子さんが薬店にやってこられました。

妊活をはじめて2年目の41歳のとし子さん

不妊治療専門クリニックでタイミング法、人工授精の治療をされてきました。

体外受精を初めて受けましたが残念な結果だったことから、授かりやすいカラダづくりを始められました。

 

「にこにこ先生、こんにちは。

雨ばっかりでジトジトうっとうしいですね。」

 

「とし子さん、この時期は日本人にとって体調を崩しやすいのよね。

湿気でお腹の具合が悪くなる人が多いのよ。

体の中の水のめぐりも悪くなって、頭が痛くなったりする人も多いしね。」

 

「そうなんですね。」

 

「それから、妊活さんにとって太陽が照らないってちょっと困るのよね。」

 

「へぇ~ 日焼けの心配がなくていいのかと思ったけど。」

 

「あははっ、たしかにそれはあるかな。

困る理由はね。 ビタミンD と関係があるのよ。」

 

「ビタミンD? あの骨を強くするのに関係する?」

 

「そうなのよ。そのビタミンDが妊娠や出産に関しても重要な働きをすることがわかってきたのよ。」

 

「ふぅ~ん。赤ちゃんの骨を作るために必要なのかしら。」

 

「ビタミンD は脂溶性ビタミンの1つで、きのこ類など植物由来のものと魚介類、卵などの動物由来のものがあるんだけどね。

 

たしかに妊娠中にしっかり摂っていると赤ちゃんが虫歯になりにくいとか筋肉の発達がいいという報告もあるわ。

 

その他にね。体の中で合成されて子宮内膜や卵巣、胎盤、精巣に作用するのよ。

 

だから、卵の発育、着床率、流産予防、精子の質に働きかけて妊娠しやすい体作りの強い味方なのよ。

 

ビタミンD は食べ物から取り込まれたり、日光を浴びることで皮膚から作られるから、日光は大事なのよ。」

 

 

「そうなんですね。知らなかったです。

シミができたら嫌なんで、日焼け止めクリームを塗りまくっているんですけど。」

 

「その気持ちはわかるわ。

朝起きたら、カーテンを開けて、窓の外の日差しを浴びる。

 

手のひらを少し太陽に当ててみる。

 

それだけでも心がけてみてね。」

 

「わかりました。日光を味方につけます。」

 

多嚢胞性卵巣の女性や子宮筋腫のある女性はビタミンDの濃度が低い傾向があることがわかってきました。不育症や流産にも関係があるとの報告があります。

 

梅雨の時期、日照時間が短くなりますが心がけてみてくださいね。

梅雨が明けて真夏がやってきたら・・・

日焼けしすぎるのもよくありませんので、朝起きたときの太陽を少し浴びる。

そうやって、工夫してみてくださいね。

 

(記:薬剤師・和学薬膳®博士 森川彰子)

#妊活 #ビタミンD2 #不妊

 

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